みなさん、こんにちは。
打ち合わせでいきなり窓のことを振られてテンパったので、まとめてみました。
住宅において、窓の位置はいろいろなことに影響してしまう事項です。設置する位置が微妙だと結構なストレスになってしまいます。打ち合わせでいきなり聞かれることがあるので、少し予習しておきましょう！
一条工務店の窓
まずは、一条工務店の窓についてです。
一条工務店を検討の方は、ご存知だと思いますが、一条工務店の窓は、標準で防犯ツインLow-Eトリプル樹脂サッシで、充填材もアルゴンガスを使用していて、他メーカーと比較してもトップクラスの窓になります。
窓の形状
一条工務店で選べる窓は、大きく分けて３種類あります
・引き違い窓：一番掃除がしにくい窓。開放的ですが、その分断熱性が低い窓になっています。日射取得で使いたいなら、南側で大開口の物を使うと良い。物の搬入や人の出入りに適している。
・開き窓：引き違いに比べると、隙間が少なく、機密性が高い。可動域が大きいため、開閉にスペースが必要。風に煽られて破損しやすい。通風性が良いが、雨が入りやすい。風を入れやすいため、換気が必要な場所に向いている。
・FIX窓：開閉できない窓。採光や眺望を目的とした窓。気にせず大きさを選べる。機密性が高い。狭いスペースでも日差しを取り込める。防犯性、安全性が高い。掃除が困難な場合がある。
FIX窓＞開き窓＞引き違い窓の順で機密性が低くなります。
どこに設置する？
・基本は、南側には大きな窓をつけると冬場の日射取得を得られるのでおすすめです。東・西は、朝日・夕陽が夏場が暑いので、なるべく付けないか、小さい窓がおすすめ、北は北西や北東は注意ですが、直射日光は来ないけども、自然光が入ってくるので、ある程度付けても大丈夫です。
・トイレ・お風呂・玄関は、断熱性能が下がってしまうので、なるべく付けないほうが良いみたいです。付けるとしたらなるべく小さいものが良いですね。
一条工務店の窓選び
一条工務店の窓選びでは、高性能なトリプル樹脂サッシ窓が標準で付いてきます。金額は坪単価に含まれるので、窓の大きさや数、種類に左右されません。極論、窓が１つでも10個でも値段は変わりませんが、いっぱい付けられるからお得と思いたくさん付けてしまうと断熱性能が下がってしまいますので注意してください。窓は、選べる種類が少ないので、適当に決めてしまいがちですが、しっかり知識を持った上で窓選びに臨んだ方が良いと思います。
結論
・南側は、引き違い窓にして、なるべく大きくし、軒や庇を作る。
・東・西・北側は、開き窓かFIX窓でなるべく小さく最小限で作る。
・トイレ・お風呂・玄関には窓は作らない。
という結論に行きつきました。
さいごに
いかがだったでしょうか？今回、打ち合わせで、いきなり窓選びを振られたため、あたふたしましたが、次回の打ち合わせでは、窓の種類などを調整しようと思っています。担当者も図面に提案してあるため、あまり説明してくれない場合まありますので、注意してくださいね。この記事が検討中の方の参考になれれば幸いです。
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